“一味違う良いもの”をあげると自分はドヤ顔、相手はニンマリ。

籐(トウ)の工芸品


今、雑貨を手作りしている

方が多くなりました。



手作り専門の雑貨屋なども増えていますよね。

プレゼントとしても手作りというのは

温かみがありますし、大量生産と違い

“一点もの”という価値があります。



手作りの雑貨としても多く作られるものが、

今回紹介する籐かごなどの籐工芸です。





籐(藤とは別物です。)はヤシ科のつる性植物です。

表面の皮はほうろう(※)質で硬く

内部は多孔質で弾力性に富んでいるため、

加熱による曲げ加工が簡単です。



世界的に見ると、古代エジプトでは

すでに何らかの形で使われていたそうです。



日本では1000年以上前に持ち込まれ

最初は武器の材料として使われていましたが、

明治に入り、籠や家具などに使われるようになり

伝統工芸として発展してきたらしいです。



日本の伝統工芸としては

山形、茨城、千葉、島根、宮崎、東京では練馬区など。





色も上の様に素敵なものもあります。

非常に軽く、それなのに丈夫です。

比較的、夏場に好まれて使われているみたいです。



家具として椅子などにも利用。

剣持勇がデザインしたラタンチェアーは

有名です。

みなさんも専門店を探してみるのも良いのではないでしょうか?

※ほうろうとは鉄、アルミなどの金属表面に釉薬を高温で焼き付けたものです。


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