“一味違う良いもの”をあげると自分はドヤ顔、相手はニンマリ。

なめしって?


今回は「なめし」のお話です。


革製品のプレゼント選びをするときに

革製品の知識を持っていると

いい商品に出会える確率が増すように思います。


以前、皮革のページでも

記述しましたが、なめしてはじめて革製品になります。

原始時代では自らの唾液で皮をなめしていたらしいです。

“なめる”からきているのでしょうか?

“なめし”は、腐食を防ぎ、

皮をやわらかくし、さらに耐久性を増す効果があります。

それでは代表的な“なめし”を紹介します。



タンニンなめし
古代から伝わる最も古い技術です。

植物の渋にあるタンニンを染み込ませて

なめします。

特徴は
吸水性が良い。
使い込むほど、艶、馴染みが出る。
やや高コスト



クロムなめし
クロム塩でなめします。

特徴は
柔らかい。
水をはじきやすい。
耐久力があり熱に強い。
低コスト

焼却により有害物質が出るので注意が必要です。


その他
脳漿なめし
アルデヒドなめし
白なめしなどなど


環境問題への意識の高まりから

焼却すると有害物質を出すクロムなめしから

やや高コストのタンニンなめしへと見直されているみたいです。

タンニンなめしは使うほど味わいが出てきます。

「飴色になる」と表現されるのもタンニンなめしによる革製品です。

革製品を手にした時“なめし”について

考えることでより良い商品に

出会えるのではないでしょうか?



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